修論からの逃避

くだらない考えごとは捗るのに、修論は捗りません

バチェラージャパン2が面白い理由を考えてみる

学振提出で燃え尽き、就活もふるわず、ふと気づいたら鼻クソをほじりながらバチェラージャパンシーズン2を再生していた。

CMなんかで「婚活サバイバル」と表されていて、どんな馬鹿らしい内容かと思ったら(上から目線ですみません)、ドチャクソ面白かった。

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確かにルール上は「女20人で男1人を奪い合うサバイバル」なのだけど、恋の行く末に目が離せない!という訳ではない。

私なりに面白い理由を2つ考えてみたのだけど、まずは没入感かなあと思った。

ありえない設定ではあるが、ナレーションがなく出演者の回想でストーリーが進むという演出のおかげで、なんとも言えない没入しやすさがある。みんな一応一般人だしね。

「あー、わたしこの子の気持ちわかるな~」と、つい自分を重ね合わせてしまうのだ。つまり出来事の当事者、ないし目撃者になった気持ちになる。そんでもって出演者が信じられない行動を起こすと「ハア!?!」とつい感情的になってしまう。

会社や合コンなんかでとんでもない女に出くわす、みたいな感覚に近い。

面白い理由の2つ目、そしてこれが真の醍醐味だと思うのだけど、

感想を女同士でシェアする楽しさじゃないだろうか。

もちろん応援している子はいるし、頑張れとは思うけど、その子が小柳津さんと結ばれるかどうかはぶっちゃけどうでもいい(だって女の子たちが本当に彼のことを好きかどうかわからないし…)。

それよりも、出演者たちが事件を起こした時のほうが圧倒的に盛り上がるのだ。

そいうとき、わたしは即座にLINEをひらいて、女友達に「ねえ、アイツありえなくない!?」と報告してしまう(暇か)。でも、「わかるわ~わたしもそれ思ってた」と言ってもらえると、不思議と日々のモヤモヤがスッキリと消えていく。

シーズン2で具体例をだすと、

「あずあず本当にうざい!こんなヤバい女いるの!?」

「若様が落とされるところを観るのが楽しみすぎる」

「林太郎ってイケメンのポーズしてるだけで中身が伴ってなくない?」

などが最近盛り上がったトピックで、あとから見返して「女って本当に辛辣だなー」とゾッとしてしまった。

そう、これは女同士によくある悪口大会なのだ。男の子には絶対に見せられない、女の醜態。「女って怖えな」のそれ。

辛辣であればあるほど盛り上がるし、それを止める第三者(異性)もいない。その点で、スタジオメンバーの指原が悪口を言うのは正解で、視聴者的にはとっても気持ちいいのです。

今はまだ5話までしか配信されてないけれど、最終回は女友達5人とカクテルパーティーしながら視聴しよう!という話で盛り上がっている。きっと全国各地でそんな話が出てるんじゃないかな(笑)。

 

最後にごくごく私的な感想

5話まで観ても、どこか林太郎に夢中になれないわたしがいます…。

とにかくコメントがワンパターンで「彼女には〇〇という印象を持ちましたね」だけなのがとにかく引っかかるんだよな…。

おまえボキャ貧か!?!感情ないのか!?!と画面のまえでついつい文句を言ってしまいます。今後彼が感情的になることはあるのでしょうか…。