修論からの逃避

くだらない考えごとは捗るのに、修論は捗りません

【映画】「嘘を愛する女」ではなく「クソ女を愛した男」だった

嘘を愛する女」を観てきた。

何かのレビューにも書いてあった通り、本当にただ長澤まさみの美貌をみるためだけにある映画だった、、、、、

 

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なにが一番モヤモヤしたって、主人公(長澤まさみ)が嫌なヤツすぎたところです。

・彼氏(高橋一生)が体調を気づかってくれたのに、「死ぬほど働いたこともないくせに偉そうなこと言わないでよ!」と言い放つ

・自分の都合で社長プレゼンをリスケさせたくせに遅刻。そのうえ謝らない

・捜査に協力してくれている探偵(吉田鋼太郎)に「だから離婚されるんじゃないですか?」と逆ギレ

なんか常にイラついてるんですよね、この女。

プライド高すぎて&仕事が忙しすぎて心が強ばっている、というか素直に悲しめない人なんだなーって思うことにしたんだけど、いやいや、そこまでの寛容さを客に求めるな(笑)。なかには「ああ、バチが当たったんだな」と思った人もいるんじゃないか。

終盤あたりでついに探偵(吉田鋼太郎)が愛想つかして、

「お前みたいな女と5年間も一緒に住んでた男の気がしれねえよ!」

ってブチ切れるシーンがあるんですけど、

そ れ な !!!!?

って超同意してしまって。なんていうかもはやこの映画はこの言葉に尽きるなと。それで満足してしまった………「嘘を愛する女」っていうより「クソ女を愛した男」…………

よく「共感するためだけに映画みるな」とか「共感できないからって面白くないっていうな」うんぬんみたいなことを言いますが、それはわかる。

でもこの映画は、主人公の性格の悪さが過剰すぎて物語に集中できないんですよ。

でも長澤まさみがほんっとうに美しくて目の保養なので、冒頭でも行った通り、それだけを目的にするならオススメですかね。